広告効果測定の初心者ガイド

Web上にある様々な広告とその広告効果について初心者にも簡単にわかるように説明していきます。

バナー広告

バナー広告とは~効果UPのために欠かせない5つのポイント

2016/11/09

広告市場において、最近はインターネット広告が主流になってきました。しかし、インターネット広告と一口に言っても様々な種類があります。その中でまず思い浮かぶのは、画像による広告ではないでしょうか。今回は、画像による広告、「バナー広告」とその広告効果の上げ方について説明しましょう。

●バナー広告画像による広告

バナー広告とはインターネット広告のうち、画像やアニメーションなどによって表現される広告のことです。

画像には広告主のサイトへのリンクが張られていて、ユーザーが画像クリックするとその広告主のサイトにジャンプするようになっています。バナー広告の主な目的は、商品やサービスに興味・関心を持ってもらい、サイトに来訪してもらうことです。「売上増加」や「会員登録増加」などの販売促進ツールとして広く利用されています。 

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※赤枠で囲んだ画像がバナー広告です。

●料金システムは4つ

バナー広告の料金システムは4つあります。それぞれについて説明しましょう。

1.インプレッション型・・・広告1インプレッション毎に料金が発生

WEBページを閲覧者が開くと、そのページ内にバナー画像が表示されます。これをインプレッションと言います。一定期間内に、指定されたインプレッション数(表示回数)に対して料金が発生します。通常は1000インプレッション単位で取引が行われます。

最近は指定した期間内に購入したインプレッション数を消化できなかった場合、期間を延長してインプレッション数を保証する形が多くなっています。

例:100,000円で1,000,000インプレッションを保証。配信期間は想定1週間。

広告主にとっては、自社のサイトを見る閲覧者(クリック数)が少なくても報酬を支払わなければならないという欠点がありますが、バナーのデザイン等を工夫することによりクリック数は増やすことはできます。

⇒●広告効果を上げるために絶対にやるべき5つのポイント

2.クリック型・・・広告1クリック毎にで料金が発生

バナー画像が表示された時に、閲覧者がその広告内容に興味を持つなどしてバナーをクリックすると、その広告主のサイトへジャンプすることとなります。広告1クリックあたりのクリック単価が設定され、クリックされた回数に応じて料金が課金されます。

ウェブページにバナー広告やテキスト広告が表示されれても、それがクリックされなければ、料金は発生しません。一定のクリック数に達するまで広告が表示されるクリック保証型の料金もあります。

例:クリック単価¥50円×2,000クリック=課金額¥100,000円

(広告をクリックされた数)=(自社のWebサイトに誘導されたユーザー数)ということになるため、広告費を無駄にしない非常に効率的な料金形態といえます。広告のコストを抑えたい場合によいでしょう。

3.成果型・・・広告主の商品やサービスが成約された場合にのみ費用が発生

広告主のサイトへとジャンプした後で、閲覧者がその広告主のサイトで取り扱われている商品に興味を持ち購入すれば、ここで売上が成功し、広告主にとっての利益となります。このように、バナー広告を経由して、閲覧者が商品やサービスの購入を行った回数や売上に応じて料金が課金されます。

購入などの成果がなければ、インプレッションやクリックが発生しても料金はかかりません。

例:商品購入1件当たり¥5,000円の成果報酬×20件成果発生=報酬額100,000円の課金

実際に成果が発生して初めて課金されるため、非常にリスクの少ない効率的な料金形態といえます。

4.期間 ( 枠確保 ) 型・・・指定された期間、指定された枠へ広告を設置

ウェブページ上に指定された期間、特定の広告枠に広告の掲載を行う際の料金の方式が「期間型料金」です。インプレッション数やクリック数には関係なく、「1枠につき1ヶ月○○円」という広告料金になります。

一つの枠を一社が独占で買い切る方式と、複数の広告主で購入して広告をローテーションで表示する方式がとられます。インプレッション数等を保証するわけではないため、時期によってインプレッション数が多かったり少なかったりするリスクがあります。

例:1週間の広告掲載で1,000,00円

ユーザーが多く訪れる Yahoo!などの巨大なWebサイトのTOPページのような広告枠はこの形態が多くなります。一つの枠を一社が独占で買い切る方式と、複数の広告主で購入して広告をローテーションで表示する方式がとられます。コストが高くなるので大企業向きです。

●広告効果を上げるために絶対にやるべき5つのポイント

バナーは魅せ方・表現などのデザインに加え、文字で訴求する広告文章を組み合わせて構成されます。ただ見てもらうだけでなくCTR(クリック率:クリック数 ÷ 表示回数)やCVR(コンバージョン率。広告がユーザーにクリックされた回数のうち成果(コンバージョン)に結びついた割合)を上げるためのテクニックが求められるようになっています。

ここでは、バナー広告を成功に導くためのテクニックや、見落とされがちなポイントを順次紹介していきます。

1.見やすいバナーを使い、文字数は少なくする

見やすく、意味のある画像を使う。文字数をギリギリまで押さえることで、「読む」というよりも「見る」形を作ることが重要です。

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2.背景と文字のコントラストは強くする

背景色と文字色のコントラストが強いほど文字は見やすくなります。

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3.要素は重要度順に、左上から右下に配置

ユーザの視線は左上から右下に流れるので、重要度の高いものから左上に、低いものを右下に配置することで、重要度の高いものから見せることができる

 

4.バナーのメッセージとランディングページの内容を一致させる

ランディングページはバナー広告をクリックした際、最初に表示されるWebページのことです。

バナー広告をみたユーザー(見込み客)が「自分の探し求めている情報がここにありそうだ」と感じれば、バナーをクリックし、ランディングページを見てくれます。

この時、ランディングページの内容がバナー広告に書かれたメッセージと一致していないと、ユーザーは、「自分が探していた情報と違う…」と感じ、ランディングページから離れていってしまいます。

バナー広告は、ユーザの「注意」を集めるための手段です。クリックの時点では、まだ多くのユーザは購買や申込みといったところまでは考えていません。コンバージョン(成果)を獲得したいのであれば、バナーをクリックした人の目的・要望に見合ったランディングページを用意することが重要となります。

5.コンバージョン率、クリック率を向上させるため、「効果測定」と「PDCA」は大事

クリックされるバナーを作るためには、ターゲットにあわせた戦略やコンセプトをしっかりと立てる(Plan)。さまざまなバリエーションのバナーを制作して比較するなど、実際に運用してみる(Do)。効果測定を行う(Check)、より効果が出るものに改善していく(Act)。以上のようにPDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))が重要です。

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