広告効果測定の初心者ガイド

Web上にある様々な広告とその広告効果について初心者にも簡単にわかるように説明していきます。

動画広告

動画広告とは~動画広告の種類とメリット・デメリット~

2016/11/09

映像を使った広告といえばテレビCMがメインでしたが、最近はインターネット上での動画広告も多くなっています。

GoogleのYouTubeを始め、Facebook、ニコニコ動画など、大手企業が次々と参入を決めています。今回は、動画広告の基本情報をまとめてみました。

●動画広告とは

2011~2012年頃、Youtube等の動画広告が登場しました。動画広告には次の4種類があります。

1.インストリーム動画広告

 Youtubeなどの動画サイトに流れる広告で、現在はこの広告が主流となっています。ユーザーが検索し視聴しようとする動画よりも前に再生されることが多いです(動画の視聴中・視聴後に流れる広告も増えてきています)。スキップボタンで広告を消すことができます。

≪課金≫ 最初の5秒間は必ず広告が表示されます。その後、ユーザーがスキップボタンを押すことにより、広告を中断することができます。30秒以上視聴されなければ料金は発生しません。企業側の設定で、5秒後も視聴者がスキップできない設定にすることができます。

2.インバナー動画広告

 従来のバナー広告のうち、動画で配信される広告です。インディスプレイ広告とも呼ばれます。インバナー動画広告上にマウスオーバーさせると、拡大表示された迫力のある動画広告を配信できる形式など、ユーザの興味関心の喚起につながる演出をすることができます。

≪課金≫ ユーザが広告をクリックし動画が再生された場合に課金されます。CPC課金方式といいます。配信費用は、動画のファイルサイズによって変動します。

3.インリード動画広告

 最近導入され始めた動画広告で、ユーザーがWebページをスクロールし、動画広告画面が表示された時に動画が再生されます。スマートフォンの普及にともないこの広告が増えてきています。

 インバナー広告の場合、広告が画面に表示されていなくても再生が始まってしまいますが、インリード広告では動画の最初から見せることができるので、ストーリー性を持った広告に適しています。

≪課金≫ ユーザーが動画の再生を開始した時点で課金が行われるため、広告主は無駄な広告料金を支払う必要がありません。

 4.インフィード広告

SNSなどのタイムラインで記事と記事の間に差し込まれるよう配置して配信される動画広告の事です。Facebookなどでは、あらかじめユーザの性別や興味関心などの属性を把握できるため、訴求したい層に絞った効率的な広告配信を行うことができます。

≪課金≫ 主にテキストと画像を組み合わせた形式で配信され、配信費用はクリックごとに発生する場合が多いです(CPC課金方式)。 

●特徴

1.情報量が多い

リスティング広告やバナー広告との一番の違いは、情報量の多さです。動画広告には、BGM、セリフ、演技などが盛り込まれています。このように視覚と聴覚の両方を刺激することで、ユーザーに広告内容をたやすく理解してもらい、また興味を持ってもらうことができます。

2.視聴はユーザーが選ぶ

ユーザーが選んだ動画が開始される前に、動画広告が5秒間表示されます。広告開始5秒後に表示されるスキップボタンをクリックすることで、ユーザーは広告を無視し、本来見たかった動画に進む事ができます。広告を視聴するかどうかは、ユーザー自身の選択に委ねられることとなります。

3.「クリエイティブ」が求められる

テレビCMの画面は、部屋でくつろでいる時等に、情報を一方的に受け取るといった状態が多いのに対して、PCやスマホの画面は、常に必要な情報と不必要な情報を選ぶ等、ユーザーが画面を真剣に見ています。

また、2.で述べたように、動画広告は、「スキップ」されたり、スクロールで飛ばして無視されてしまうことが多いです。

つまり、動画広告は、自分には関係が無い、面白くないと思われてしまうと見てもらえません。ですから、「自発的に見たくなるクリエイティブ」を用意し、ユーザーに何らかの印象を残せるような広告を作成することが必要となります。 

●メリット

1.ターゲットを絞って配信できる

「年齢」「性別」「地域」「映像のジャンル」「キーワード」「視聴端末「曜日や時間帯」「視聴回数」「言語」など様々な条件を組み合わせることで、かなりターゲットを絞って配信することができます。

自社がアピールしたい商品・サービスに興味を持ってもらえるユーザーの事をきちんと分析してから動画広告に臨みましょう。

2.費用対効果が効率的

広告費用は、動画広告が30秒間再生されたり、クリックされた場合のみ発生します。費用対効果として、非常に効率的です。

3.ユーザーを追いかけられる

Googleが提供しGoogleAdWordsと連携すれば、自社のサイトに来たユーザーにだけ動画広告を見せることができます。

動画広告を見たユーザーに自社の別のバナー広告を見せることができるなど、顕在化したターゲットを狙い撃ちして追いかけることができます。このように何度も刷り込みを行うことで、購買意欲を高めることができます。

●デメリット

 1.動画作成にお金がかかる

クリエイティブな動画を用意しなければなりません。そこに手間とコストがかかります。

たった5秒の間に、続きが見たいと思ってもらえるような動画を作成しなければなりません。多少のコストはかかりますが、確実に見てもらえる動画を作ったほうがよいでしょう。

 2.印象が悪い

インストリーム広告の場合、強制的に動画広告がスタートするため、ユーザーは「早く動画が見たいのに!」と苛立ち、結果、広告とその商品に対してマイナスイメージを持ってしまう可能性があります。

●最後まで見てもらえる動画広告のコツ

1.最初の5秒が大事

5秒後にスキップ機能があるため、5秒間で興味を持ってもらえなければ、スキップされ、その後の広告は見てもらえません。

5秒でいかにユーザーの興味をひける広告を作ることができるかが重要です。クリエーターにお願いしてみるのもよいでしょう。

2.ターゲットを絞る

万人ウケする広告はありません。認知拡大やブランディングのため、リーチするターゲットは広くてもよいですが、動画素材自体は特定のターゲットに絞り、そのターゲットが興味を持ってくれる内容にしましょう。

 

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